歌詞

潮騒が香る手紙

君の声、ほら聞こえた

約束した夏空は、もう少しなんだね

忘れないよ、君がくれた優しさで

今もまだ歩いている

記憶の中、そっと微笑んだ

ずっと、ずっと…

焼けた頬撫でた涙はまだ

波の向こう側、想い馳せた

優しさのワケを知った朝焼け

サヨナラは、まだ私の記憶の外

碧のライン　辿る朝は

君がいた季節、来たみたい

あの日が今も私を夢に閉じ込めた

手を繋いた陽だまりに風そよぐ

「影帽子は2つ」と確かめるの

失くさないように

ずっと、ずっと…

白い砂浜を染めた夜空

二度と戻らない時を灯す

君との季節重ねた花火は

最期を迎えやしない

捨てたはずの未来だった

でも此処で生きているんだ

「どうして私じゃないの？」

ねえ、本当は君の方が

楽しみにしていたんでしょ？

もう一度見に行こう、あの夏を…

暗い海の底で苦しくて

今もあの日を夢に見るんだ

灯してくれた白はずっと

心-ココ-で生き続けるから

君が照らしてくれた海は

心、全てを溶かしてくれた

還ることない夏も今は

この空に写していくから

君がくれたこのナツノセツナ

いつか海の底届くように

心に咲いた願い込めた

光で照らしていくから……

"また、逢おうね"