

また妄りに思いを馳せ
無邪気な時間を取り損ねた
瞼は互いを嫌うようで
眠るのを諦め靴をはいた
眠たげな言葉や使い古された言葉をかき分けて
珍しい小石でも探すかのように根を凝らす
相槌にも似たような苦し紛れに喉を鳴らす癖が
野良猫を呼び寄せて思いがけぬ火花を散らす
よそ見したって悩んでないで
阿弥陀頼みで漂う
虫と鳴いて草木と舞って
御伽話なぞり歩いた
意図しない言葉繋いで
熱に浮かれた鼻歌
どこ行ったって暗くていいね
恐る恐る肌でなぞるよ
泣くことさえも煩わしい
近頃の私の付けが回る
疲れを遠ざけて眠れないなら
夢から離れてゆくも通りだ
よそ見したって悩んでないで
阿弥陀頼みで漂う
虫と鳴いて草木と舞って
御伽話なぞり歩いた
意図しない言葉繋いで
熱に浮かれた鼻歌
どこ行ったって暗くていいね
恐る恐る肌でなぞるよ
- Lyricist
Rinshimoku
- Composer
Rinshimoku
- Producer
Rinshimoku
- Guitar
Rinshimoku
- Keyboards
Rinshimoku
- Vocals
Rinshimoku

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Muyuu
Rinshimoku
リンシモクの1stシングル「むゆう」
幼心をどこかに置いてきてしまったかのような日々から、
縛りのない夜へと抜け出すための一曲。
夜の散歩のお供にぜひ。
Artist Profile
Rinshimoku
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