Lyric

折り合わせた昨日と今日の端と端　帰り道

重ねたまぶた　漏れた光

折り合わずに出来た隙間　光の方へ

重ねた瞼　漏れた光

そこにいようと立ち止まったまま

今日を終われずに　迎えられて

歓迎でも何でもないそれに

怠いなぁって苦笑い

でも　まだ　光へと

その悲しみに名前をつけて

美しいまま終わろうか

その隙間を「これから」で満たし

美しいまま終わろうか

乗り過ごした電車　走り去る　視界の端

吹き残る風に　立ち姿気になってくる

きっと全部終わりなんかそんなもので

所在無い顔で　溜めた息

見送ったのはどちらの方で

見送られたのは

ここにいるのは　どうしようもなく自分で

この場所から見えた光は

その悲しみに名前をつけて

美しいまま終わろうか

その場所を「今まで」で満たし

美しいまま始めようか