歌詞

話す言葉が見つからないほど

伝え切ったこの恋は

私の心を離れたら

どこに行ってしまうんだろう

枯れた花は土に還り

割れたビンは溶けてビンに戻るけど

この声は　この涙は

ほかの何にも替えられない

捧げてしまったんだね

私　見返りのない季節を

二度と戻らぬ二十歳を

笑って差し出す私は

神でもなく　愛でもなく

君だけを信じてた

話す言葉も見つけられない君に

少しだけ失望して

「そんなところも好きだったよ」と

言いかける自分がいる

君がためらうこと続けるうち

きっと私　新しい世界を知る

その頃には今のような眼差しじゃ

君を見守れない

捧げてしまったんだね

君も見返りのない季節を

二度と戻らぬ二十歳を

きれいに飾って生きてく

この足が　向かうのは

もう君のいない道

片思いが幸せだった理由が

今ならよくわかるよ

捧げてしまったんだね

ふたり見返りのない季節を

二度と戻らぬ二十歳を

次第に忘れる　私は

過去でもなく　明日でもなく

今だけを見つめてる

話す言葉が見つからないほど

伝え切ったこの恋が

私の心を離れても

そっと生き続けますように