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歌詞

泡沫花火

山口華穂

カレンダーに記された文字は

あっけなく通り過ぎていくだけ

頑張り屋なんていい物じゃないけど

言い訳も埋め合わせもいらない

雲の晴れ間見つけた夏の星座

あの名前は思い出せない

二つの影が揺れる海岸沿い

静けさがやけに響く帰り道

その瞳に映る光全てを

知っていたつもり もうこれ以上

解けないよう溢れないようにただ

ゴミ箱に溢れたこの紙は

しわくちゃで無駄で虚しいだけ

面倒がり屋がお似合いだから

向き合いも叶わないすれ違い

夜の帷下りるのが遅くなったな

目を閉じる瞼の裏に

孤独と隣もう朝は来なくていいのに

その手に触れた温もり全てを

感じていたつもり もうこれ以上

解けないよう溢れないようにただ

初めて目が合った

金木犀の甘い香り

初めて手が触れた

寒いねって雪のせい

初めて認め合った

舞い散る桜が心を染めたんだ

初めて重ね合った

夜空に上がる花が頬を赤く照らす

あの日に咲いた打ち上げ花火

不透明なまま もうこれ以上

枯れないよう忘れないようにただ

その声紡ぐ言葉も全てを

信じていたつもり もうこれ以上

褪せないよう滲まないようにただ

まだ

  • 作詞

    山口華穂

  • 作曲

    山口華穂

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アーティスト情報

  • 山口華穂

    大阪出身シンガーソングライター。 力強くも透き通った歌声に定評があり、 大阪や東京を中心に精力的に活動中。 2023年6月9日には京セラドームで行われたセ・パ交流戦にて国歌独唱。

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