歌詞

君と同じ結い髪

流れた月日に立ち止まる

どこかで囃子の音

花やぐ街を歩く

「あなたは今何をしてますか？」

「好きな人と歩いてますか？」

「今この空を眺めていますか？」

空に尋ねてみる

君の肩で休む花弁

羨んでみても

風が吹けば

また舞い上がる

まるで子供みたい

遠く遠くあの空の下

あの日が身を焦がして離さない

桜と夕陽がいつまでも

あの日に私を閉じ込める

…

花緒で滲んだ足

離れる背中を思い出す

調子はずれ拍子木

耳を突く音が舞う

「あなたは今も夢をみますか？」

「つまづいて泣いていませんか？」

「今この空を仰いでいますか？」

春に訊ねてみる

君が染めた頬を隠した

酒気か惚気かわからぬまま

風が凪いで

また息を呑む

まるで乙女みたい

遠く遠く海より遠く

あの日が霞み忘れられるまで

月明かり照らした夜桜が

あの日に私を閉じ込める

…

歌い踊れ全て忘れて

春は穢れも飾り隠す

水に流せ 酒に溺れろ

ここはそうアナタノユメダカラ

君が染めた頬を隠した

酒気か惚気かわからぬまま

風が吹いて

また舞い上がる

まるで子供みたい

遠く遠くあの空の下

あの日が身を焦がして離さない

桜と夕陽がいつまでも

あの日に私を閉じ込める

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