

【Verse 1】
青白い うろこ雲の 裂け目に
月が一滴 鈍く虹を投げた
誰も歩かない夜道で
小さな犬が 光の底を駆けてくる
【Pre-Chorus】
錆びた道に 影が重なり
煙のような思い出が 目の奥を染める
【Chorus】
記憶流星群 降りそそぐ夜に
願いごとはもう 間に合わない
爪草の灯が ぼくらを照らして
銀の小人が 夢の端で笑ってる
Meteor Shower of Memory
もう戻れない 名前のない地図の上
【Verse 2】
小さな甲蟲がぶつかる額
途方もない方角へ また飛んでいった
木々のざわめき 窓ガラスの祈り
可愛い 黒い幽霊が 算術を忘れずにいる
【Pre-Chorus】
火星と月が すれ違う夜
胸の奥の古い場所が 微かに軋む
【Chorus】
記憶流星群 あの夜のように
消えてしまう前に 見上げて
くすんだ虹も 涙の光も
だれかの夢を 通りすぎて行く
Meteor Shower of Memory
こたえのない 静寂の空を越えて
【Bridge】
ひとのひたいにぶつかって
よろよろと墜ちそうで
それでもまだ 飛びたくて
月も見えない方角へ
[Instrumental Interlude]
【Final Chorus】
記憶流星群 燃え尽きる前に
最後の光で 名を呼んで
あの日の歌を 風に託して
もう一度だけ 夜を越えて行く
Meteor Shower of Memory
ぼくらは皆 記憶のかけら
【Outro】
- 作詞者
SoundWander_OtoLog
- 作曲者
SoundWander_OtoLog
- プロデューサー
SoundWander_OtoLog
- ギター
SoundWander_OtoLog

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記憶流星群
SoundWander_OtoLog
静かな夜空に、記憶がそっと降り注ぐ——
『記憶流星群(Meteor Shower of Memory)』は、懐かしい風景や忘れかけた気持ちを、流れ星のような輝きに重ねたロックバラードです。
青白い雲、錆びた道、小さな犬の足音、そして“爪草の灯”——やわらかな情景が重なり合い、まるで夢と現実のあいだを漂うように、聴く人の心に静かに染みわたっていきます。
アーティスト情報
SoundWander_OtoLog
SoundWander_OtoLogと申します。北海道にて、音楽生成AIの助けを借りながら、細々と音作りをさせていただいております。シューゲイザーやテクノ、JAZZといったジャンルの音楽が好きで、影響を受けつつも、日々の小さな気づきや、心に留まった雰囲気を音として表現できればと、試行錯誤を繰り返しています。AIが生み出す偶然性の中に、自身の想像もしなかった音の断片を見つけることもあり、その都度、新たな発見に小さな喜びを感じています。まだまだ至らない点ばかりではございますが、もし、私の音楽が、聴いてくださる方の日々の片隅で、そっと寄り添うような存在になれたなら、幸いです。
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