歌詞

心を切り刻むような　星の瞬き

過去を消せないまま　息をしていた

彼女の夢だけが　僕を繋ぎ止めた

血の滲む日々に　光を見失いながら

限界はいつも無言で

僕を飲み込もうとしてた

「生きるだけ」じゃ足りない

心が叫びをあげてた

その声が　夜を割いた

まるで祈りみたいに　胸を満たした

顔は似ていないのに　なぜだろう

キミの音色が

僕に新しい道を　見せてくれた

笑う声に宿る　揺るがぬ強さ

誰も信じられずにいた　僕の隙間に

優しく差し込む光が

痛みを一瞬　忘れさせたんだ

「救われたいわけじゃない」

キミはそう言ったけれど

その背中に隠した

深い海を　僕は知ってる

絶望から救い出した

その声を　今度は守りたい

キミは望んでいなくても

僕はずっと　願ってしまうんだ

夜景の向こうに　二人

同じ景色を映せる未来を

誰かを愛するたびに

また失うのが怖くて

閉ざしてきた心に

キミが灯した　ひとつの灯火

その声が　夜を彩る

孤独も痛みも　滲ませるように

たとえキミが　僕を見なくても

この想いは　終わらない

夜景に溶ける祈りのように

僕は　何年でも　待っている