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節目の新曲はあなたの応援歌に相応しい
1965年4月28日生まれ。ということは、竹本孝之さん、還暦です。それにしてもまぁ、この年齢でこんなに声が出るとは。驚きを禁じ得ません。
竹本さんとはじめて会ったのは、1989年にリリースされたアルバム「BORDER」の前でしたから、彼が20代半ばの頃だったでしょうか。つまり、知り合って35年前後の年月が経過したわけです。まさか、そんなに長い付き合いになると思ってもなく、気がつけば、お互い60代に。あっという間ですね。早いものです。
知り合った頃の竹本さんの印象は、口数が少なく(ところが、喋り出すと止まらない)、明らかに男気を感じ(でも、ときにお茶目)。
またなぜか、早いタイミングでぼくを信じてくれたのが伝わってきました。
その頃から今回の新曲、「そんなヤツであれ」まで、一貫して変わらないのは、竹本孝之さんがつくる楽曲の多くは、ガツンと衝撃を受けるような楽曲である、という点です。
心が折れそうになることは、誰でも経験があります。
そんな時、たとえば今回の「そんな奴であれ」を聴くと、
「一歩、前へ」
行動するための勇気を受け取った印象です。
「ぼく(私)も、もう少し頑張ろう」
そんな気にさせられるのです。特にこの楽曲はバンドサウンドで、愛情パワーががっつりと詰まったROCKですから、なおさらです。
そう。この曲を聴くと、弱っているメンタルが元気を取り戻し、前向きな気持ちになるのです。そしてまた、(個人的にはこの年齢になっても、年齢に関係なく)なにか、新しいことにチャレンジするのに躊躇しそうな時、背中を押してくれそうな楽曲だとも感じます。その意味において、
「そんな奴であれ」は、力強い歌です。
熱い想いとともに、力強く、あなた(ぼく)にとっての『応援歌』と呼べる一曲かもしれません。
「大丈夫」。「絶対に大丈夫だから」。
そんな言葉が浮かんできます。さらには、
「一度きりしかない人生。下を向いてばかりではもったいない。
前を向いて、全力で楽しもうぜ!」
そんな言葉すら聞こえてきそうな力強さを感じ、共感を覚えるのです。
だからこそ、
自分の為に 誰かの為に
もう一踏ん張りして、汗をかいてみようよ。
この応援歌を携えて。
ライター 渡辺末美
Born April 28, 1965 in Nagasaki Prefecture Singer-songwriter Currently, as a singer-songwriter, he performs a variety of live shows around the country, including acoustic solo performances and rock band style shows. Live streaming is also held on TwitCasting. He regularly releases new songs in a free style that transcends the boundaries of genres, and also writes songs for other artists.
TOMORROW