Lyric

取り繕った言葉　浅はかな発言

期待とは裏腹に変わっていく人間関係

社会や他人が手を差し伸べることはないから

先の見えない恐怖と不安と葛藤と共に

日々を過ごす

冷たい目線　先入観

意味のない会話で埋め

凄惨的な言葉で他者を傷つけ

変えられない現実に目を取られ

思考を停止し

この先ずっと生きていくのか

与えられることに慣れ

痛みを感じずになり

正常な判断は出来ず

決死の覚悟で伝えた

声は消える

閉ざされた世界で

見え透いた嘘　苛まれた可能性

音もたてず終わりを迎え

正義感と虚しだけが残り過ぎ去っていく

描いた理想と現実の狭間で揺れて

正解にたどり着けなかったとしても

必死に掴みかけて伸ばしたその手を

否定出来る権利は誰にもない

失い続ける日々の中で存在の

証明だけではなく

自身が前に進むための工程を

刻み記し次の場所へと向かう方法の

この唄が道標となる