Lyric

ねえ、もう言わなくちゃね

床に落ちる影が揺れてる

そう、でも口にしたら

消えてしまう気がしたの

そんな意気地ない私

泣き言ばかり

独りよがりな願い

吹き抜ける風よ、Ah

ふわりふわりと

飛んでって

この思い出を連れてって

泣きたい夜は帰ってきてね

飛んでって

この思いごと連れ去って

ずっと忘れたくはないから

ねえ、もう行かなくちゃね

空の部屋で影が揺れてる

光射す風の通り道

この煌めきを覚えていよう

飛んでって

この私ごと連れ去って

なんてね

永遠にどこかで漂って

そして時々帰ってきて

ずっと忘れたくはないから

永久保証付きじゃないなら

今も抱きしめていたいから

箱にしまいきれない思い出は風に乗せて預けよう

姿形を失くしても、宝の地図からは消えないよ

ここで過ごしてきた時間も

私を作ってきた全部を

ねえ、もう言わなくちゃね

いつかの朝のように