Lyric

「大人になりたくないな」

零れ落ちた本音と証明

心に芽吹いた青春が

離れようとしないんだ

いつだって いつだって

纏わり付くのは罪の念

それでも流れてく

時に身を任せて

「大人になれたらないいな」

呟き歩いた とある日々

記憶に開いた花弁が

強く 咲こうとしてるんだ

そうやって そうやって

肩書きをなぞる風景が

愛しくて 堪らなくて 嗚呼

あの雲の白と

この花の白を

近付けたら きっと

なにか見えてくるかな

いつかの空と

いつかの涙を

近付けたら きっと

笑えるかな

僕らの未来が広がっていく

これで良かったと言えるように

あの日の夏の空も 滲む声も 群青に跨った

いつかの世界が溶け込んでいく

これから笑って進めるように

希望に満ちた純白の花

落とさないように ずっと

大人になってみたけど

「僕」が変わることは無いんだ

大人に描いた幻想が

「今」を手招きしているんだ

ああやって ああやって

広がる空を謳ってんだ

胸に抱いた声を

離さないように

案外 案外

悪くないな

案外 案外

悪くないよ

後悔したって

仕方ないな

そうだ 期待を

してしまおう

僕らの世界が繋がっていく

これで良かったと言えるように

あの日の夏の空も 滲む声も 群青と消えてった

いつかの世界が溶け込んでいく

これから笑って進めるように

希望に満ちた純白の花

落とさないように ずっと