

帰り道に見つけた 古いトンネル
オレンジ色に染まる夏の影
君と並んで歩いた瞬間が
胸の奥に まだ残ってる
「また会えるよね」と言った
笑顔がまぶしすぎて
何も言えなかった僕
夕焼けトンネルに響く
最後の足音だけが
未来と過去のはざまで
僕を立ち止まらせる
壁に映った影が 長く伸びて
あの夏の空気を 今も連れてくる
君の声が 風に揺れて
時を越えて 胸に届く
交わした小さな約束
心の中に残って
思い出が火を灯す
夕焼けトンネルの奥で
過ぎ去る夏を探して
消えそうな記憶さえも
光に変えて抱きしめる
茜色の空に誓った
言葉はまだ消えない
もしももう一度会えたら
素直に伝えたい
夕焼けトンネルに響く
君の名前を呼ぶ声が
答えのない迷路のように
胸をさまよっている
沈む夕陽が 街を染めて
遠い記憶を 照らしてる
あの夏のトンネルの影が
今も僕を 包んでいる
- 作詞者
アクルナ
- 作曲者
アクルナ
- プロデューサー
アクルナ
- ボーカル
アクルナ

アクルナ の“夕焼けトンネル”を
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- 1
雪の白さに負けてしまった最後の強がり
アクルナ
- 2
時よ、止まれ
アクルナ
- 3
夜空に散った願い
アクルナ
- 4
幻じゃない恋
アクルナ
- ⚫︎
夕焼けトンネル
アクルナ
- 6
向日葵の影を追って
アクルナ
- 7
かげろうの街角
アクルナ
- 8
夜風の幸せな思い出
アクルナ
- 9
光の時計と永遠のキス
アクルナ
- 10
ひとりじゃないと気づいた日
アクルナ
- 11
青空に響く誓い
アクルナ
- 12
雨と太陽
アクルナ
- 13
冷たい雨が頬を濡らして
アクルナ
- 14
音楽と恋
アクルナ
- 15
月と恋
アクルナ
改札の向こうに笑顔だけを残し、人は去っていく。
言えなかった言葉、守るために身につけた強がり、
そして失ってから気づく本当の優しさ。
一曲目に収録されたこの楽曲は、
「大丈夫」という嘘を抱えながら、
壊れないふりを続けてきた心の冬を描いた物語です。
雪の白さに隠してきた弱さが、
やがて静かに溶けていく瞬間までを、
切なさと静けさの交差点で描き出します。
このアルバムは、
強さだと思っていたものが、
実は誰かを遠ざけていたと気づくまでの記憶、
そして「もう隠さない」と決めた瞬間から
再び前へ進み始める心の軌跡を収めた作品です。
聴くたびに、
あなた自身の中にある
“言えなかった言葉”が重なっていく――
そんな静かなラブストーリーを詰め込んだ一枚です。



