雪の白さに負けてしまった最後の強がりのジャケット写真

歌詞

夜風の幸せな思い出

アクルナ

ゆるやかに流れる夜の時

君と歩いた並木道

言葉は少なくても伝わってた

手のぬくもりがすべてだった

ふと吹く夜風が

あの日の笑顔を運んでくる

胸の奥で響く声

今も優しく包んでる

君と見た星空が

まだまぶたの裏に光ってる

何も言えずに見つめた夜

あれが最後だと知らずに

君がくれた幸せの記憶

今も風に揺れている

夜風のようにそっと

心をなでてく

Ah… 君の声が

Ah… 夜風に溶けていく

時間だけが過ぎてゆく

だけど心は追いかけてる

二人で見た夢の続き

まだこの胸にある

夜風がふいに吹き抜けて

涙を優しく乾かしてく

もう会えなくても

君の愛はここにある

あの夜の約束が

今も空に響いてる

「また会おうね」の微笑みが

星よりもまぶしくて

遠く離れても忘れない

あの日の君のぬくもり

夜風の中でまた

名前を呼んでしまう

Ah… 君を想えば

Ah… 胸が熱くなる

静寂の中で聞こえる

君の声の幻

「ありがとう」とつぶやいたら

夜空が優しく光った

君と見た星空が

今も私を導いてる

どんな悲しみも越えられる

君がくれた勇気があるから

この夜風に願いをのせて

もう一度だけ会いたい

微笑む君を思い出すたび

心が温かくなる

君と見た星空が

今も消えずに輝いてる

夜風が頬をなでるたび

幸せが包んでる

  • 作詞者

    アクルナ

  • 作曲者

    アクルナ

  • プロデューサー

    アクルナ

  • ボーカル

    アクルナ

雪の白さに負けてしまった最後の強がりのジャケット写真

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改札の向こうに笑顔だけを残し、人は去っていく。
言えなかった言葉、守るために身につけた強がり、
そして失ってから気づく本当の優しさ。

一曲目に収録されたこの楽曲は、
「大丈夫」という嘘を抱えながら、
壊れないふりを続けてきた心の冬を描いた物語です。
雪の白さに隠してきた弱さが、
やがて静かに溶けていく瞬間までを、
切なさと静けさの交差点で描き出します。

このアルバムは、
強さだと思っていたものが、
実は誰かを遠ざけていたと気づくまでの記憶、
そして「もう隠さない」と決めた瞬間から
再び前へ進み始める心の軌跡を収めた作品です。

聴くたびに、
あなた自身の中にある
“言えなかった言葉”が重なっていく――
そんな静かなラブストーリーを詰め込んだ一枚です。

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