雪の白さに負けてしまった最後の強がりのジャケット写真

歌詞

かげろうの街角

アクルナ

眩しい日差しに目を細め

あの街角を思い出す

遠くに消えた君の声

陽炎のように揺れている

過ぎ去った夏の日は

風に漂う真珠のよう

振り返るたび君がいて

微笑みだけが残ってる

幻でもいいもう一度

出会えたなら夏は終わらない

夜空に光る星の下

君と過ごしたあの季節

忘れようとすればするほど

胸の奥で生きつづける

強がりの影に隠した涙

今も心を濡らしてる

振り返るたび涙して

君のぬくもり探してる

幻でもいいその声で

呼びかけてよ夏の夢から

時が流れても消せない

君の笑顔が心を照らす

愛という名もなき光

まだ僕を生きさせてる

振り返るたび君がいて

微笑みだけが残ってる

幻でもいいもう一度

出会えたなら夏は終わらない

陽炎に揺れる街角で

今も君を探してる

終わらない夏の思い出は

いつまでも心に宿る

  • 作詞者

    アクルナ

  • 作曲者

    アクルナ

  • プロデューサー

    アクルナ

  • ボーカル

    アクルナ

雪の白さに負けてしまった最後の強がりのジャケット写真

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改札の向こうに笑顔だけを残し、人は去っていく。
言えなかった言葉、守るために身につけた強がり、
そして失ってから気づく本当の優しさ。

一曲目に収録されたこの楽曲は、
「大丈夫」という嘘を抱えながら、
壊れないふりを続けてきた心の冬を描いた物語です。
雪の白さに隠してきた弱さが、
やがて静かに溶けていく瞬間までを、
切なさと静けさの交差点で描き出します。

このアルバムは、
強さだと思っていたものが、
実は誰かを遠ざけていたと気づくまでの記憶、
そして「もう隠さない」と決めた瞬間から
再び前へ進み始める心の軌跡を収めた作品です。

聴くたびに、
あなた自身の中にある
“言えなかった言葉”が重なっていく――
そんな静かなラブストーリーを詰め込んだ一枚です。

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