

このままでいいはずない事ぐらいわかってた
無限に広がる選択に辟易しだした
漠然と抱く不安に今日もまた誰かが
いたずらに時を刻んで同じ過ちを
埋まらないギャップに立ち塞がれ
思い描いた未来は遠いまま
摩滅する日常が当たり前になっていく
おどけてみせたところでなんにも変わらず
ただただ過ぎる毎日に反比例するように
言うことをきかない気持ちはうずくまっていき
やっぱりだめかと呟いた言葉はまるで
儚く舞い散る吐息が
しばらく鼓膜にこびりついたまま
漂う幸せが
何故だか不思議に思えた
あれやこれやと目移りする自分にうんざりで
よせばいいのに余計な言葉をまた吐くのです
なにもかもが見えなくなりそうで
ポツリとあふれる優しさが
埋まらないギャップに立ち塞がれ
思い描いた未来は遠いまま
摩滅する日常が当たり前になっていく
儚く舞い散る吐息が
しばらく鼓膜にこびりついたまま
漂う幸せが
何故だか不思議に思えた
意味なく恨んだ悲しい明日に
こうして導かれ合点がいった
もういっそ想うのはやめて
ただその日を摘めばいい
- 作詞者
外山 鉛
- 作曲者
外山 鉛

沈む鉛 の“つのをひそめ”を
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