その声にまた触れたいのジャケット写真

歌詞

その声にまた触れたい

那由歌, テンジクアオイ

届くことないまま 夜がまた更けて

あなたのいない世界で まだ息をしてる

あなたを映した 夜明け前の静寂

記憶の中の二人は 優しく手を繋ぐ

差し込んだ朝焼けが カーテンの隙間なぞって

昨日みた夢を またそっと連れていく

そう残され閉じた瞳の奥には あなたが笑ってて

心閉ざした

冷めたコーヒーみたいな 夢の跡

まだ少し苦くて 唇に残って

冷えた夜風が あの日を連れてくる

交わした言葉の温度を 今も探す

歩き慣れた道も 影が一つ足りなくて

陽が差す時間 前より延びた気がするよ

カフェの扉を押す音が ふとあなたをつれてくる

流れる街のざわめきに またひとり残された

何度忘れようとしても 胸があなたで埋まって

支えだった笑顔さえ 今は刃のよう

孤独の中壊れそうな記憶に 何度も手を伸ばして

あなたを叫ぶ

壊れた時を いくら掻き集めても

戻ることはない でもまだあなたを探して

探し続けた先が たとえ終わりでも

絶望の底で その声にまた触れたい

  • 作詞者

    テンジクアオイ

  • 作曲者

    テンジクアオイ

  • プロデューサー

    テンジクアオイ

  • プログラミング

    テンジクアオイ

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その声にまた触れたい

那由歌, テンジクアオイ

  • ⚫︎

    その声にまた触れたい

    那由歌, テンジクアオイ

終わってしまった世界 静かな記憶
失われた関係の余韻を静かに見つめる物語。
夜明け前の静けさ、差し込む朝焼け、街のざわめき。日常の風景が、忘れられない声を何度も呼び起こす。
届かない想いを抱えたまま時間の欠片を拾い上げ、離れていくものにそっと手を伸ばしてしまう心の揺れが、淡く続いていく。
たとえ行き着く先が終わりでも、それでも「その声にまた触れたい」と願ってしまう、静かな祈り。

アーティスト情報

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