歌詞

いつまでもこのままで

いたいと今思ってる

鳴り響く蝉しぐれ

夏の終わり告げている

欄干で手を振って

船がまた出ていくね

君の頬が赤く染まった

桜吹くあの町も

今はもう遠くなる

かなしくて駆け出した

アスファルトが冷たくて

本屋さんの帰り道で

軽いキスをした

あの時と同じ靴を

僕はまだ履いてる

強い風が吹いたなら

2人手を取り合って

立ち向かい転がって

抱きしめあっていよう

いよう

流れてく人々が

目も合わさずすれ違う

迎え撃つ強い目を

君は二つ持っていた

ねえ教えてほしいのさ

幸せの意味とかを

遠雷が鳴っている

命の褒め歌

泣き出した空模様

傘は一つだけ

ひっそりと寄り添って

水たまり超えてゆこう

ゆこう

強い風が吹いたなら

2人手を取り合って

立ち向かい転がって

抱きしめあっていよう

僕の名を君が呼ぶ

ささやくような声で

僕はそれに応えずに

幸せの意味を知る

明日もし目覚めたら

また出会いを交わそう

はじまりの言葉は

「おはよう」から始めよう

駅前の豆腐屋が明日は安売りなので

冷ややっこを分け合って

しょうが擦って食べよう

食べよう

いつまでもこのままで

いたいと今思ってる

ささやかな毎日が

ふらふら続いていった