kanazawajounendaiko Front Cover

Lyric

kanazawajounendaiko

TADAO CHAN

海が黙れば 夜が来る

能登の岬に 風が立つ

面をかぶれば 名も消えて

鬼か女か わからない

胸に溜めたる この想い

誰に叩けと 言われたか

情念だけが 道しるべ

今宵 太鼓が 鳴りだした

金沢情念太鼓

逃げ場のない 恋だから

泣けば負けだと 知りながら

腹で叩いて 耐えている

波に飲まれて なお燃える

これが女の 意地ならば

砕けるまで 打ち続ける

灯(ひ)を落としたる 漁り火に

帰らぬ人の 影が揺れ

恨む言葉も 欲しかった

それも言えずに ここに立つ

忘れたはずの 温もりが

面の裏から 滲み出る

名前捨てても 消えぬもの

それが情と 知る夜よ

金沢情念太鼓

女にゃ多い 語り傷

声に出せない 叫びほど

重く太鼓に 残るのさ

海に預けた この命

返らぬ恋と 引き換えに

今宵もまた 打ち鳴らす

夜が明ければ 面を脱ぎ

ただの女に 戻るだけ

砂に残った 足跡を

波が静かに 消してゆく

誰も知らない この胸の

奥で鳴り止まぬ 太鼓音

生きた証を 打つように

今日も情を 叩くのよ

金沢情念太鼓

咲かぬ恋でも 悔いはない

鬼になれたら 楽なのに

人でいるから 苦しいの

それでも今日を 生きるため

女は太鼓に 身を預け

夜明けまで 打ち続ける

金沢情念太鼓……

  • Lyricist

    TADAO CHAN

  • Composer

    TADAO CHAN

  • Producer

    TADAO CHAN

  • Synthesizer

    TADAO CHAN

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