Lyric

気づけばそこにただ立ち尽くしていた

差し出す手すら 血塗れの君は

近づけば偽善 遠のけば大勢

浴びる罵詈雑言 苛まれ生きてきた

何が間違ってるのか ボクらは世のため人のため捨ててきたのに

嗚呼 助けてくれよ見てないで 金も名誉も全部全部消えちまってんだ

所詮羽の欠いた鳥なんて二度と羽ばたけやしない

大空を見上げながら藻掻くことすら許されない

かつて時を刻んだ秒針は 現実を冷酷に突きつけるロベリア

ある日彼等は全てを授けた

されど凡人は 気付くことすら不能だ

恐怖 苦痛 絶望だらけのこの 廃れた世界に何を望むか

軽薄なコトバと恍惚な瞳との対比に吐き気がした

止まぬ雨はないと 光はあると 何度言い聞かせたことか

その度に笑い合ったボクらの生は保たれた

かつて時を刻んだ秒針も 閉ざされた心のように

逝く当てが無いんだ

これはキミとボクが描いた理想郷で どれだけ手を伸ばしても

ただ遠く離れていく 「嗚呼、神よどうか」ひたすらに

かつて時を刻んだ秒針は 現実を冷酷に突きつけるロベリア

たとえ朽ち果てても 離さないよロベリア