Lyric

十五夜の夜に　ふと立ち止まる

あの日の君が　浮かんできた

静かな風が　すすきを揺らす

あの時みたいに　胸がざわつく

交わした言葉　もう届かないけど

心の奥で　今も響いてる

満ちては欠ける　月のように

僕らの想いも　巡っているのかな

十五夜の夜に　願いを込めて

君の笑顔を　空に浮かべた

会えなくても　忘れはしない

月の光が　優しく包む

遠くの空に　同じ月を見て

君もどこかで　想ってくれてる？

言えなかった言葉　今ならきっと

素直に届けられる気がする

時は流れて　景色は変わる

でもあの夜の月は　変わらずに

十五夜の夜に　祈りを込めて

君の未来が　光で満ちるように

もう泣かない　そう決めたんだ

この空の下　つながってるから

君がくれた　やさしさ全部

今も胸に　灯っているよ

ありがとう、って　言えなかったけど

今夜は　届くと信じてる

十五夜の夜に　そっと手を合わせ

静かな月に　別れを告げた

またいつか　笑い合えるなら

きっとそれだけで　いいんだよ

十五夜の夜が　終わっても

君との記憶は　消えないまま