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故郷では、何にだってなれると思っていた。
いつか胸を張って帰ってくる――そんな気持ちで街を離れた。
けれど東京では、誰も自分の名前を知らない。
高いビルの隙間に切り取られた空を見上げながら、自分は何を信じてここまで来たのだろうと思う夜もある。
それでも、まだ帰らない。
負けたまま終われるほど、強いわけじゃないから。
**「この小さな空の下でも」**は、夢を抱いて故郷を離れ、思い描いていた未来とは違う場所に立った人へ贈る歌です。
何者にもなれていない今も、夢の途中。
遠く離れたあの街の誰かに、いつか胸を張れるまで。