Lyric

土砂降り歌う

傷口にそっと染み込んで

憧れ 理想と

並んで歩いた 過去の劣等感

思っていた言葉で繋いで

思ってもないこと口にしても

笑ってたい 笑えない

感情なんて嘘みたい

腐っていた 愛も知らないで

生きる意味もとうに失くなっても

信じたい 信じてよ

まだ…

足りないものばかりで胸焦がれ

求めることに意味など

ないことはわかってる

今、ここに立って

手にした言葉で自分を感じていたい

まだ光は 夏空に溶けてゆく

教えてよ 正解を

季節はすぐに

色を連れ去って巡ってゆく

曖昧に描いた

蜻蛉みたいな憂愁を抱いて

誤魔化しても散らばった声なだけ

それでもいい

正しさもそう間違いでいい

だって

0か100かのこの世界の中

息継ぎも難しくて

上手くはできないけど

今、ここに立って

瞳に映った景色を感じていたい

まだ見ぬ空 君とずっと駆けてゆく

この声が 枯れるまで

不安定な夢でも君が笑うだけで

大丈夫だから

もう涙は置いて顔上げて

今、ここから

見えてる全てを明日の風に乗せて

まだ行けるさ 君とならどこへでも

この歌が

終わっても…