Lyric

誰の悲しみにも奥行きがあってね

どうして

気付いてあげられなかったのだろう

涙が落ちるように

その涙を拾えないように

戻らないものがあるということ

傷ついてばかりだな 僕の心は

流れゆく街並みに

消えてしまいたくなったりして

それでもね

誰かの優しさを借りて僕は生きてる

誰かの優しさを借りて

悲しみを誤魔化してる

窓から見える景色に心躍っても

すぐまた自分が反射ってしまうよ

僕しかいないのに

僕しかいないのに

僕を僕と呼べる人は

誰の悲しみにも奥行きがあってね

あなたには気付いてほしかったな

似たような後悔はこれで何度目かい

素直になりたいのに

プライドにいつも邪魔されてさ

教えてよ

何から正せば僕は元に戻れる？

何から手をつければ

正しさを身に纏える？

叶わない夢ばかりだ

それでも同じように

夢を見て理想を求めてしまうよ

僕になれなくて

僕になりきれなくて

僕は僕を探している

誰の悲しみにも奥行きがあってね

どうして

気付いてあげられなかったのだろう

誰かの優しさを借りて僕ら生きてる

誰かの優しさを借りて

悲しみを誤魔化してる

返したい優しさで胸が溢れそうなら

もう自分のことを責めたりしないで

僕しかいないから

僕しかいないから

僕を僕と呼べる人は

僕を僕と呼べる人は