Lyric

一人きり丘の上　遥かなる風

そよぐ祭囃子に追憶の舟浮かべて

人々の温もりを指折り数え

戻れない夢を見る

光の向こうで　揺らめく残像

名前さえも呼べずに

震える心と　泣き叫ぶ日々よ

きっとこれが正解なんだろう

涙の色も知らない空は

今日も蒼くただ佇んでる

もしも繋がりが　誰かを傷つけるなら

この身を影に染めよう

密やかに舞う桜　春のざわめき

残す足跡さえも　風がそっとさらって

遠き日々の面影　なぞる指先

ぼんやりと見つめてた

影の向こうへ呑まれる残響

涙さえも拭えずに

揺らめく心と名も無き願いよ

きっとこれは間違いなんだろう

涙の色も知らない空は

今日も蒼くただ佇んでる

もしも繋がりが　誰かを傷つけるなら

この身を影に染めよう

涙の色に気づく頃には

きっと空も雨を降らすだろう

全て失くしても君が笑えるのなら

この身を風に委ねよう

声にならない想いを抱いて

君の未来　そっと照らすから

全て無くしても君が笑えるのなら

この身を影に捧げよう