まるで私みたいだ。のジャケット写真

歌詞

煙草ときどき金木犀

ししど

金木犀がくすぐる鼻の奥

豊かな甘さと爽やかさ漂う

鮮やかな緑や橙に染まる街を徘徊

あの時の記憶と再会

今頃 地元では1年の始まりを告げるお祭り

今日だけは眠らない街

休日を満喫 私達は余所者

市外逃亡して遊ぶってんならお手のもの

時は流れて 春一番吹く頃

撫でられた頬 まだ冬を感じてる

上品で気持ち鎮める沈丁花

緊張で竦む足を進める 合否発表の朝

15の少女は未だ知らない

これからこの道は通学路

ここで起こる胸躍る日々の通達を

あるようでなかった程度の覚悟

香りと思い出の物語

嬉しいはずがどこか物悲しい

記憶のピース繋げ大当たり

魔法にかけられ解けたアパシー

忘れたくないことほど零れ落ちて

どうせ置いていってしまう 年老いて

直結した少しの喜怒哀楽を

抱いて眠る

嫌いだった昔から 煙草吸う母の姿

コソコソ隠すなら

悪いことなんでしょ?

辞めないのはなんでよ?

怖くて聞けない なんとなく

子ども感覚で言えば毒物

大人になった今なら 分かるよ普通

嗅覚に残る記憶は嫌に鮮明で

Vene'z m'aider

上書きして延命するeveryday

十数年 経ってそれも今や曖昧

好きな音が流れている場所は大概

煙草の匂い 今更嫌だなんて言わない

街中で気づけば悪くないと思える

この匂いが再会の知らせ届ける

悪ぶりたいんじゃない

何物にも代え難い

走馬灯を見れるよう準備してるの

香りと思い出の物語

嬉しいはずがどこか物悲しい

記憶のピース繋げ大当たり

魔法にかけられ解けたアパシー

忘れたくないことほど零れ落ちて

どうせ置いていってしまう 年老いて

直結した少しの喜怒哀楽を

抱いて眠る 抱いて眠る

  • 作詞

    ししど

  • 作曲

    ハイロ

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名古屋で活動するラッパー・ししどの1stフルアルバム。3年間の表現活動が形になった一枚。

アーティスト情報

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