Lyric

今宵泣いた実感は無いわ

フワッとしているけど

動き出した時間はきっと

戻ってくれないんだ

踊れdancing time

痛みも何もかも忘れて

思い描いた未来なんか

全部ここでさよなら

宛もなく夜の街に彷徨う時計の針は

やけに進まないね 置いていこう

蝉の鳴き声も 風の音も

気にならないはずの雑音が

こびりついて離れないんだ

いつもの公園前で佇む 外灯の下で

写し出される影は一つ

月はこんな眩しいのにどうして

アスファルトは濡れているの

星が滲んで見えないの

通り過ぎた残像は

遥か遠く過去のようで

思い出した二人はいつも

揃って過ごしていたんだ

踊れdancing time

痛みも何もかも忘れて

思い描いた未来なんか

全部ここでさよなら

流れ行く無数のヘッドライトは

まるで流れ星

ハンドル握るあなたを思い出して

もう叶う事のない願いなど

今更祈っても遅すぎて

夜に置いて行くしかないね

張り裂けていく…

胸の痛みが…

破り捨てたアルバムの表紙

でも、踏めないんだ

心の梁は折れて

全てが溢れ落ちる

どうせ愛なんか期待しない

やんなっちゃうよもう

やり場の無いもどかしさ抱えて

今吐き出しに行くよ

踊れdancing time

怒りも痛みも哀しみも

溢れ出した感情は

全部ここでさよなら

今宵泣いた実感は無いわ

フワッとしているけど

傷跡だって時間がいつか

癒やして強くなるんだ