歌詞

朝の光を背に受けて

君の影は少し伸びてた

昨日よりも遠く感じる距離

僕だけが気づいてるのかな

その静かな変化

小さな手に宿る鼓動

そのリズムはもう

僕の「拍」とは

わずかにズレはじめていた

言葉じゃ届かない願いが

風になる　祈りになる

誰もが渡る 見えない川の

ほとりでいま 立ち尽くしてる

選んだ道に 答えはなくて

あるのはただ 君の真実

指先が震えても

越えておいで　その境界線

君の色で　世界は塗り替わる

日々のなかに生まれた迷い

胸の奥で澄んだ音を立てた

問いかけよりも深い沈黙

その瞳は もう “子ども”じゃなかった

迷って泣いて　立ち止まって

それでも君は　歩き出して

誰かの声に揺れる日だって

自分の鼓動だけは信じて

正しさよりも　らしさ選んで

強さよりも　優しさ選んで

見えない地図を広げながら

君は今、じぶんを描いてるから

誰にも見えない川の上

揺れる水面に空が映る

迷いも揺らぎも全部連れて

君は今、向こうぎしを見つめているんだね

記憶の地図を胸に

まだ濡れてる舟で進め

行き先が霞む日こそ

心の声を信じればいい

忘れないで　どんなときも

愛はここにあること

そのままでいい　そのままでいて

その境界線の向こうで

君はきっと 羽ばたけるから

いつだって　いつだって

抱きしめてあげるよ

つながってる　つながってる

声にならないほどの愛で

またね　またね

手を振りながら　見守ってる

さようならじゃない

始まりの音がした

君が進むその先でも

僕はずっと、ここで待ってる

I love you

I love you

I love you