月が見ているのジャケット写真

歌詞

夜を泳ぐ魚

シキヒ

夜を泳ぐ

あまりに突然の静寂(しじま)に溺れる

余り物の私には水底がよく似合う

薄汚れた脚

貴女はFish

夜を泳いでいる

消えない遠くに灯り

花束をひとつだけ抱えてる

こんな鮮やかな夜

私には過ぎたもののようで

あまりにも穿つ光降りそそぐ

まばらに明日を向く私の眼

気づいたら見失う

薄暗いままに

泡と消えたとしても

薄紅を引いたような

それを標(しるべ)に

貴女はFish

夜を泳いでいる

消えない遠くに灯り

ささやかな1ページ目を待っている

これは私の物語

どこまでも泳ぐ泳ぐ

いつまでも続く続くようで

この先は誰もいない

嫌いな水面を目指す

  • 作詞

    シキヒ

  • 作曲

    シキヒ

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