Lyric

飽きるほど流した涙は

変わらず透明で

大事な話は内緒で

いつも拭うだけ

見下げれば淀んだ空気は

変わらず透明で

それでも地べたに

希望すら感じられていた

身勝手だけど

どうしようもないでしょ

身勝手だけど

死にきれなかった声は震えた

情けないなと雨が笑えば

息が切れた

死にきれなかったベランダの中

悔しさは今なぜあるのかは

明日解くことにしよう

消灯した部屋には微かに

見えた時計の針

日付は跨いでいる真夜中

ただ朝を待っている

塞いでる耳には早まる

心臓が響いた

覚悟はしていたそれでも

正直な胸元

止めたいけど

どうしようもないでしょ

呆れるでしょ

死にきれなかった僕は憎んだ

夜の鼓動は何のためか

分からないまま

死にきれなかったそう叫ぶのは

まだ生きてたら明日にしよう

仕方なく眠ろう

どうせ次はそこまで来てるから

死にきれなかった夜に作った

この歌だけが生き様になる

揺蕩(たゆた)うけど

死にきれなかったそう叫ぶのは

まだ生きてたら明日にしよう

仕方なく眠ろう