

君は易々と超えてゆく、
まるでそこに始めから何もない様に。
君が私を見つめてる、
眩しくて目を逸らしてしまいたくなる。
歩いて、歩いて。あれから何年経った?
ここまで来るのに随分時間がかかったね。
始まりは遙か遠く、終わりはいまだ見えず
理想だけ重くなって、こんなモノ捨てたいのに。
一歩線を引くごとに臆病になってゆく。
それを鼻で笑うかのように、君は今まさに走り出す。
消えない傷も孤独な夜も、全部歌にしてしまえ!
終わらぬ旅の朝陽もきっと意味があるはずさ。
高い日差しが織りなす影も、駆けゆく君の背中を
ただ彩ってゆくばかり、ハルモニア。
君は軽々と超えてくる、
まるでこれが初めから当たり前の様に
私も君を見つめてる、
嬉しいってきっとこういうことなのね。
そっとペンを置くたびに、空っぽになってゆく。
それを吹いて飛ばすかのように、君は涼しげに笑い出す。
朝焼けの空も晴れた頭上も、全部吹き飛んでしまえ!
長い船出の記録もきっと霞んでゆく。
だから見果てぬ青も真白な空も、澄んだ君の横顔を
ただ引き立ててゆくばかり、ハルモニア。
春夏秋冬、気がつけば何か探している。
スケッチブックの四隅に気づけば手癖で描いている様な。
足は動く?前へ進む?
遠い空照らすオライオン、遙かまだ遠く。
果てなき道を往く旅人よ、いっそ駆け出してしまえ!
鞄の底の理想もきっと歌になる。
そうさ、差しだす君のその手目掛けて思わず一歩踏み出す。
ただ駆け出せばいいだけ、ハルモニア!
- 作詞者
PARUXU
- 作曲者
PARUXU
- プロデューサー
PARUXU
- ギター
PARUXU

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アーティスト情報
PARUXU
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