歌詞

誰かのスピード　気にしてた

でもそれって　俺の人生じゃなかった

何かを捨てて　得る称賛

そんなの　欲しかったっけ？って話

足並み揃えるより

俺は俺のテンポでいい

“早く行け”って声より

“今ここだ”って感覚に従う日々

焦るほどに空っぽで

心はどこか　ずっと置き去り

勝ちにこだわる世界の中

俺は “負けてもいい” って言える勇気持つ

NO RACE　比べねえ

マイペースで踏むこの地面

誰の上でもなく　俺の道

競わず笑う、それがスタイル

褒められたくて頑張った

でも自分の声　聞こえなかった

順位とか　数字とか

そんなもんで　幸せ測れないからさ

見落とした空　気づかず歩いた

でも一歩ずつ　景色が変わった

誰かの正解　なぞるより

間違えてもいい　それがリアル

見えない敵と　殴り合うより

自分を許す方が　むずいと知る

無理に強く見せなくていい

優しさが剣になる日もある

NO RACE　争わねえ

誰かの背中は追わねえ

この歩幅で見える世界

誰にも奪えねえ、この光

焦りも悔しさも　置いてきた

俺の価値　他人が決めんな

派手じゃなくても　響く歌

静かに燃える　心があるなら

NO RACE　この人生

他人の拍手（こたえ）に揺れねえ

ひとりの夜も　ちゃんと意味がある

誰とも競わず　生きるだけさ