歌詞

ある日悴（かじか）んだ

舌先が痛んだ

おれは居なくなった

どっかに行ったんだ

とてもじゃなかった

いたたまれなかった

回避して、回避してたんだ

何もわからないフリをしてたんだ

いくつもいくつもだ

飛び越えようともしていたけれども

俺は分解された

それもある日突然に、

バラバラになった

俺のこの声も、

美しくも何ともなかった

それは、美しくも何ともなかった

俺は、美しくも何ともなかった

これ、美しくも何ともないのに、

叫ぶ

毎日だよ

信じられるかよ？

ボロボロになって、宙へと繰り出す

右手がヒラヒラしてる

まるでバイバイしてる

俺は子供になってる

俺は母さん呼んでる

俺はバラバラになって

俺は悲しんでる

向こうに、水がぬるま湯

ボヤボヤしていいなぁ、それ

俺は角が生えて赤くなる

恥ずかしくなって泣き出す

赤鬼一匹咽（むせ）び泣き

ピンクの花びら狂い咲き

毎年4月に奮い立ち

運悪かったなぁ、って雨で散る

金色の憧憬

高い塔から落日

落下してる明日を見る

俺はまるでなんか、真っ赤になる

おかしすぎて真っ赤になる

急に振り返って真っ赤になる

思い出すんだ悟ったように

それで恥ずかしくて、真っ赤になる

とっても

生きてる事が

バイトで喧嘩した事が

大好きだった人を簡単に

嫌いになった事が、

恥ずかしくって

思い込んでただけのような気がして

『奇跡を起こすのは

禁術なんかじゃない！

愛だよ、愛！』

まだ上辺ばかり求めてる、、

『だが、もがいた魂は

最上級の輝きを放つものだ。』

体全身恥で塗りたくり、

その上まだ恥ずかしげもなく、

まだ行こうとする気持ちなのか？

まだ行こうとしているのなのか？

思い込んで、思い込んで、

ねじり込んで、ねじり込んで

分裂して、統合して

肉付けして、抉り取って

前進して、振り返ってる、、

『俺がもし死んだら、

‘’負け犬‘’って刺青した心臓が

浮かび上がってくる。』

ムコーからも何からも

次元を超えた言語飛べる、精算

これは何も知らぬ男の啞流だ

何も俺は分からない、

口も俺はきけない

ぶっかける硫酸、

瞬間瞬間の中で生きた男の、

閃きの一刃サ

雷様のようにピカリと鳴り出すんだ

空間、空間、何を喰らうか？

俺は怪物になりたくて

ラップしているだけなのさ

空を喰らうか、

真っ赤な明日を喰らうか？

空にぶら下がった、

あの真っ赤な玉を喰らうか？

それは太陽か？核心なのか？

俺の明日を喰らう悲しみなのか？

俺の明日を決める悲しみなのか？

俺の明日を殺す、鬼の息吹なのか？

プラスもマイナスも、何もかも失う、

俺の今日の中で、2秒間笑った

一瞬だけ嬉しくなって

我を忘れた

24時間の中で2秒だけ生きた

悲しみを断ち切る、金の剣を拾った

でも次の瞬間にはゴミ屑になった

俺は記憶障害、何もわからない

瞬間に溶けていく記憶のナメクジだ

これはまるで、聖女、

修道女のアクメだ

自分を一瞬に高めるんだ

プカプカしながら世の中を歩くんだ

油断しながら一瞬を待って、

金色の鎧に身を包んで、

フェニックスの臓器、惑星の周期、

目を凝らしてみる、自分の周囲

自分が無になったら、

大量の意識が降ってくる

それを鉛筆でセンズリする

俺は何を願ってる？

精神に肉を与える儀式、

抽出する無意識、魂の生成

この悲しみはまるで、

純粋な数学だ