逆説的哲学のジャケット写真

歌詞

Wasted Wisdome

welltoad

嘗ては四つん這いだった自我も 既に御気楽に一人歩き

地に落とした腐りかけの野心 繋ぎたての楔迄も錆る

肉体を捨て霞を食う 人の記憶の中で僕は生きる

虚構さえ今や全て有り得るが 煩雑ばかり増えて退屈だ

虚空に消え行く欺瞞の意思 緩やかに曲がり九十九折

事勿れを祈り恙無し 轡を噛み憤り狂はかし

真実を隠す虚飾の二文字 心に作る孤独の裏路地

虚しい道化の御巫山戯や 毒された虚無感はもう慣れた

絶望は何時も悪夢から 希望に縋り目を覚ます明る朝

足並みに夢闇が位置付け 波間に沈め旅は道連れ

絶望は何時も悪夢から 希望に縋り目を覚ます明る朝

夜毎儚い 幻想を抱き 音と語らい言の葉探し

言語遊戯で帳尻合わせ 収穫寸前の唐黍畑

頬に北風 常識離れ だが此の遊びには正直なだけ

爪弾きに為れた能有る鷹 道楽家が描くこんな歌が

聴覚から美徳心を侵す 豈夫抵抗しようが無駄か

母国語に有る弱さに拘り 木霊した御座なりを裁き

誰も聞かぬ夜話を野晒し 世盛りの方に木枯らしの嵐

自身と虚像の矢面に立ち 頂きの高さを袂で理解

雲さえ近い あの時計台 世界の広さを彼処で見たい

苦しみに際し事故保身術 由々しき事態に人を信ずる

悩ましくも肩書きと習わし 頭に災いや祟りが流行り

滴り落ちる罪の一雫 等しい命を人知れず学ぶ

誰しも 生き方は道半ば 其れを知りながら生きたなら

物怖じせずに背筋を伸ばす すると視界内の景色も変わる

我が道を照らす 篝火を目指す 内に秘めたる 悲しみを描く

笑顔を殺した包丁の裏 負と負は重なり相乗効果

疲弊した世界に辟易しても 全を形成するは個だと知る

  • 作詞

    welltoad

  • 作曲

    SCIBATTLON

  • プロデューサー

    SCIBATTLON

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