逆説的哲学のジャケット写真

歌詞

Laughing Lunatic

welltoad

静寂の中で産湯を使い 不遇を嘆く傀儡の舞台

道義に生きると現を抜かし 天をも掴みて狂う四つ足

終日心に仮面を着ける 誰も皆 腑を見せもせぬ

世辞で茶を濁し本音を隠す だぶつく瞼は芥が溜まる

街明かりの下での立話 足早にと草木を薙ぎ払い

泣き笑いを恥じ入る罰当たり 祟りに有り難き神は無し

昼に立ち込む夜霧と朝靄 又もや世情に戸惑うなら

泣く子も黙る鬼にも花の名 水面に波紋と空の姿

耳に痛い静けさの響く部屋で 存在せぬ者と切り捨てられ

生きる手立てに狐雨 優れた礎さえ歪であれ

容易く傾く心を砕き 暗き宿命は元の木阿弥

信じた者は悉く去り 音を飲む街 余も孤独なり

皆に忘らるる夢幻よ 微睡みの最中に揺れた思いも

両の眼には映らない 暈けた視界にお前は居ない

君は戸惑いしじまを辿り 善悪は等しく 死に場所が無い

蕾は綻び木に葉を宿し 沈む感覚の石子遊び

真っ当に生きる覚悟を持てぬ 自傷は無意味と先ず心得る

鬱憤を溜めて吐く事もせず 未だ捨て去れん明日と覚える

手先の事すら目で追えず 眩暈を起こすが消せもせぬ

下手に足掻いては沈むのみ 是が非でも明るい世界へと

豊かさや相反すつまやかさ 麗らかな寂寞の海原が

言伝を喉笛に携えて 孤独へと落とすべく訪れる

君が人たらしめる為に 我欲を認め懐疑すら忘れよ

憧憬を持ち真似るのは良いが 決して気取るな演じ切れ

天を離し地を掴む土踏まず 頬に悪口が吹き荒ぶ

他人の空似が瓜二つ 如何に悔恨は尽きぬらむ

密か事に惑いて不吉なる 疑心に囚われ行き詰まる

良心を以て打ち砕く 不意に慰みを口遊む

邪推を飲み込み枕を濡らす 駄々を捏ねるには泣くが得策

善悪何方も無きにしも非ず 差し引きと成らず立ち入りを阻む

朧な月と漫ろ歩き 永久に待てた思し召し

去年見てし春の想い出に 底知れし愛が残りけり

  • 作詞

    welltoad

  • 作曲

    yuga takashima

  • プロデューサー

    yuga takashima

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