逆説的哲学のジャケット写真

歌詞

Theological Temptation

welltoad

地道に狭間で手繰り寄せ 朝まで初日の出を待つ人へ

厄日とて産声は丸聞こえ 今こそ手に手を取り歩み寄れ

誰も皆 死と隣り合わせ 生きる希望すらも暈した雨

子を抱き抱え空に掲げ 街中へ楽器を掻き鳴らせ

何も変わらぬで在ろう明日に 歩を進めもせず後退りかい

辿る足並みへ夜光は光り 静かに待つには過酷な未来

白旗を掲げ勝ち負けの 足枷を諦めと弁えよ

決して止む事の無い風と 最果ての谷間へと靡かせろ

何故にそんなに死に急ぐ この生き地獄にて君に問う

輝き立つ光が現に成る 花が開くには未だ間に合う

清濁の中に自我の抒情詩 葛藤せざるは似たもの同士

流るる小川の水面の様に 眺むる景色が今をも教示

教えと違えて軋轢を産み 過去を拭い去り明日へ移行し

隠れるばかりはまるで蓑虫 無関心こそは恥ずべき行為

低きに赴く人の心に 救いを授けし義侠心

正きと信ずる道を行き 模索し続ける目覚めの境地

爛れた皮膚に重ねた傷 艶めかしく誘う甘えは見ず

生を受ければ何れは死ぬ だが名は記憶へ流れ去りぬ

暮れ頃に筆を取り夢心地 白紙を全て埋める無碍の文字

生の喜びを得る術を追い 船よ来いと暇を持て余し

灰皿に咲いた花畑 窓から覗くは瓦屋根

折れかけの思想を羽ばたかせ じゃあ又ね己と仲間割れ

酷使された脳には雷が 沈み行く落陽に涙した

写し出す心の波間には 少しの憩いを待ち侘びた

希望にも見える明るみは 山際に溶けて消え行く様だ

どうやら純粋さを語るには 僕は既に汚れすぎた

  • 作詞

    welltoad

  • 作曲

    Michita

  • プロデューサー

    Michita

逆説的哲学のジャケット写真

welltoad の“Theological Temptation”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

アーティスト情報

"