Lyric

兎角此の世は世知辛い 周りを見渡すと敵ばかり

人波が押し寄せる交差点 決壊してしまった防波堤

此の地に人として生を受け 素晴らしくも有り痛ましくも有る

自分を変え人を変える為に 言葉に重きを置く

僕か君 何方が可笑しいか 分からぬが正義は此方にある

某よ蔑ろにせず待ち侘びよ 苦楽からの旅立ちを

今生に残した百八煩悩 嘘か真かの飽くなき論争

何時の時代も鼬ごっこ 色濃く残る被害妄想

一つの命が芽吹く時 歓喜を得る蕾は廻るのに

桜花の如く儚き鼓動 我が言葉は何時 彼方に届く

逆巻く未来の独り言 分からず終いの人々よ

塵も積もれば山と成る 木々と過ごせば花も咲く

今でこそ日陰も心地好い 行き先は闇 実に面白い

両極端の影と光 後者の方には誰も居ない

差し伸べた手には何が有る 支配するだけでは飽き足らず

育む感情は愛じゃなく 傲慢さだけを飼い馴らす

まざまざと見える一筋の光は 終わりを告げる希望の兆しだ

全て無駄とは感じているけど 罪には罰を甘んじて仕向けよ

逆巻く未来の独り言 分からず終いの人々よ

かなぐり捨てた一縷の望み 奈落に埋めた生きる喜び