夢で見た景色と其の儘同じ 言葉は永遠に何処かか弱い
騒がしく不愉快な音が纏わり 其処は彼と無い愚かな終わり
今は昔隣人は小さき神々 柔らかく頬を撫でる君が見た光
美々しき我が心象では色彩が痛い 何時の間にやら満ち足りたみたい
生者の喜悦を終ぞ知らぬも 月を満たすと 悔いと似た嘘
弓も引かず後ろに立つ罪の美学よ 戦ぐ風に棚引きたる無二の白雲
何処へにも行かず木漏れ日を浴び 忙しい日々の営みの暇に溺れ密かに
虹を見つけた恐れに同じ微笑みを恥じ 血に染まり死の味を食み其処で行き止まり
寂然と見様見真似に心を模倣した酷い雨 祈りさえ届かず清き風と岐路に立て
陽の下で佶屈くも一枚実り咲く命かて かなぐり愛し詩を読み奏でる死の調べ
血に飢えし礎に標を記し 知るべき事実は歪で居た
皮肉めいた石塊の様な 侘しく倹しき道を日々夢見た
何を引き連れ切り捨てては 火に焼べ我が糧に生きるべきか
位置付けを気にし続け身に付け 未だ未知数で意味不明だ
柔らかく図らずも陽の光をただ放つ空に 変わらなく新たなる細やかな朝は待つのかい
立つ瀬も為す術も持たぬならば明日も無い 腹が立つ誤解たまに人間が堪らなく怖い
未だ嘘と過ごす想いは渇くほど募る 淡く脆くも儚く萠ゆるは高く昇る業
科学を冒涜した天つ空は雨雲の向こう 慾望を映し出した堕落の象徴
孤独と共に住まういじけた心が笑う 必ずや羽ばたくと惨めな言葉足らず
誰かの記憶の中に生きて過去を贖う 何れは灰と成りて死してなおも輝く
浅き宵闇に飲まれ何時しか終ぞ朝日を見ない 誰も居ない 緩やかに老い行く ただ独り
悲しみを語り読み聞かせる歌は祈り やはり他愛無く君と見果てぬ明日の話をしたい
其処は彼と無い 愚かな終わり 騒がしく不愉快な音が纏わり
言葉は永遠に何処かか弱い 夢で見た景色とそのまま同じ
- 作詞
welltoad
- 作曲
SCIBATTLON
- プロデューサー
SCIBATTLON
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アーティスト情報
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