逆説的哲学のジャケット写真

歌詞

Mystification Mythomania

welltoad

裸足で無心に駆け出したあの頃も 思い返せば今はもう過去の事

悪意を内包した言い知れぬ苦難と 不恰好にも普段通りの負干渉に酔う

調子良くも似た者同士その場凌ぎの共依存 お気の毒にも興味本位濃く濁る贈り物

狂気を孕み常軌を逸し破滅を記した黙示録 正直どうしようも無く命を放棄しようとも思う

どう気付けば仮に動機付けばかりに煩悶する この心傷を救済できようか

溝に捨てた愛に揺れし僕は不適合者 拍子抜けな夜に潜り在りし日の夢に問うた

有られもないややも狭き道程を生き延び 日々の意味を君の居ぬ場所へ手ずから退き

夢現の中で幻影を眺め慌てふためき 狼狽する我が懊悩は言葉を紡ぎ奏でる為に

日向の影に垣間見える殺意と苛立ち 誰も憎めず筆舌に尽くせぬ白紙の柵

何がどうかより泣き惑う怠惰を貪り ただ明日も開花を待ち 咲き賜うた歌

自ら破綻へと進む足取りは何よりも速く 形振り構わず光を掻い潜り先のみを探す

真っ直ぐに歪んでしまった愛と死の奈落 我が胸に短編の序章を撓り最後に拘る

又もや現実からの逃避行に利用されて居ただけだ 見渡せば何があるか今や妬ましい

幼気盛りにも身から出た錆 その物語の結末に幸せは無い

我が物顔で踏み荒らした今迄が奇を衒う 認めた詩の描く兆しから岐路へ立つ

身の毛も弥立つ欺瞞ばかりの世界なれば死を選ぶが 恥ずかしげも無く満たされたいと願う

果たして我々は何処から来て何処を目指す 二度と其処へ戻れないのなら顔で笑って心で泣く

些細な事で平穏を感じた頃が懐かしいだろ 含羞んだあの笑顔ですら恥ずかしい過去

儚くも愛しき思念の比重を命と比較 潔き恋はぎこちなく色に勤しみ人知れず

祈りと似た憩いのみが気持ちを乱すが いよいよ死の匂いがする彼の地へと一人飛び立つ

  • 作詞

    welltoad

  • 作曲

    Curry Rice

  • プロデューサー

    Curry Rice

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