逆説的哲学のジャケット写真

歌詞

Enigmatic Epilogue

welltoad

終止符を求めひどく急ぎ足 踏み平された記憶に問いたい

闇を劈く一筋の光 時を翔ける文字の羅列に恋い焦がれる

砂を掴み悔いを直と指折り数え 疑わしく爪弾く縁取りだとて

忽ち波紋を広げる雨季の水面へ けたゝましく戦慄く終と初の素声

懸念ばかり募る愛の句をも穿つ 右手には恣意的な開放と抑圧

胸に持つ不明瞭は歩みつつ欠伸する 彩りも日毎に見劣り霞行く白日夢

この叫びは何れにせよ下らないだろう 腕を拱き頷けば裏腹に作用

批評を下すは聞き手の務め 確と見定め耳でよく読め

刮目せよ堕落したこの世界は美しいか 未だ痛ましさに俯き目を瞑る日々さ

飽くまで詩を詩として紡ぐ意思は傀儡に似た 心に映る静寂 熟不思議だ

折しも文字に酔い色の濃いひと時よ 詠み人の意識をも憑代とし火起こし

往と来とを生き遠い記憶をくれた小気味好い 君の吐息と行き遅れた暮れなずむ空

触れ合う嘘や不都合な苦痛を捨て去る強さ 心無き持たざる者には非情にも夢は虚だ

如何に薄ぼんやりくぐもる愛を連れ歩くのか 流転する現を揺蕩い揺れたる雲間

花水木の様な淡い罪をやはり好き好む 探しつつ瓦解する情念を只失意と呼ぶ

孤独を孕み産み落とすと怪しく身篭る 未だ見ぬ人の負を正しく紐解く赤い月の夜

  • 作詞

    welltoad

  • 作曲

    cartax

  • プロデューサー

    cartax

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