歌詞

ベランダで飛ばした ヘタクソな唄に乗せて

夢なんて 1つもなかった 夕暮れの放課後

あの日から今 良いことも悪いことも

重ね合わせた折り目の数 強くなれたのかな

今、君が描く未知の先に 風吹かぬ日々が待っていても

いつでも目を閉じれば あの春のように青空を舞う 紙飛行機

少しの寄り道が 真新しい唄になって

教科書通りじゃない日々に 救われていたんだろう

今からあの日 戻れても変わらないさ

また同じような風を受けて 同じ唄を歌うだけ

涙の滲んだその翼が 遠くまで君を運んでいく

答えに迷う時は 答えも知らずに笑った日を思い出して

あの日描いた理想にも 今日から描く未来図にも

いない色の風 乗っていく 二つの両手を今広げて

誰かが言う普通の先に 大切なものが見えなくても

いつでも目を閉じれば あの春のように青空を舞う

これから生く未知の先で 今日の風が君の背中を押す

いつの日も目を閉じれば あの春のように くもり青空わって

「君も顔を上げて？」 紙飛行機