夜行列車に乗って一人旅
私を追いかけないで、風
砕けた蛍の羽を拾って
素朴な髪を彩ってみた
知らない音が響くなら
哀しいクジラは詩を唄う
時計を巻き戻す勇気なら
ポケットに全部捨ててしまったよ
君が産める言葉のほつれを
両手でしっかり繋ぎ止めて
私が声にならない声で
二人で口ずさめば忘れないから
拝啓30歳になったあなたへ
今頃私の2回分を生きたと思いますがどうでしょう
仕事はしていますか?ご飯は食べていますか?毎日笑顔でいれていますか?
泥だらけになって膝もすりむいては、
私が嫌がるのを面白がって虫を捕まえてきた
あなたの姿しか覚えていませんが
きっと今でもそんなヤンチャなままなのでしょう
ある日そんな君が寒くて手が真っ赤になった私に
照れくさそうに渡してくれたホッカイロ
新品開けたばかりで全然温まってないのに、
この世の何よりも熱かったのを覚えています
星が綺麗だからと誘ってくれたのに結局、
雨が降ってバス停で立ち往生したときに見せた哀しい顔が
「ああ本当にこの日を待っていてくれたんだ」って気がして嬉しかったって
出来れば直接伝えたかったけど
「ごめんね。もう時間がないみたいだ」
私の目が
私の手が
私の意志が
私の心臓が
あなたの前で動くうちは
君が埋める言葉のほつれを
両手でしっかり繋ぎ止めて
私が声にならない声で
もう一度
君が埋める言葉のほつれを
両手でしっかり繋ぎ止めて
私が声にならない声で
ありがとう、さらば
多分、愛した日々よ
- 作詞
CALLMOTHER
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CALLMOTHER
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