Lyric

イヤホンの奥　流れる歌に

言葉にならない　気持ちが重なる

誰にも言えず　隠していた

小さな痛みが　胸を打つ夜

泣いても　変わらない日々の中で

それでも　どこかで信じていた

透明な夜を歩いてた

誰にも気づかれないままで

でも心の奥に　小さな光

ちゃんと　あったこと　気づいた

朝はきっと　この先にある

上手く笑えず　うつむいた日も

意味がないって思った夢も

少しずつでも　前を向けば

景色がそっと　変わっていく気がした

誰かと比べては　立ち止まって

でも今は　僕のペースでいい

静けさに染まるこの街で

風が名前を呼んでいた

昨日よりも　確かな歩幅で

未来を信じてみたくなった

朝焼けが　そっと背中押す

暗闇も　迷いも　全部抱いて

それでも前を向けた気がした

夜がくれた　優しさが

夢の始まりだった

透明な夜を抜け出して

新しい朝に出会えたんだ

誰でもない　僕のままで

歩き出す意味を見つけたよ

夢の輪郭が　やっと笑った

夜明けの空に　そっと誓うよ

ここから　僕は始まる