花影うつろひのジャケット写真

歌詞

花影うつろひ

yadorigi

あはれ、花は散りて、風は名を持たず

もののふのこころ、いまも胸に残れり

桜は散っていく

なのにこの心だけが

まだ春の途中にいる

春の夜に うつろふ色を見たり

ひとひら落つる花びらのごと

想ひもまた 定まらず

堅く生きるを 善しとして

揺らぐ心を 隠してた

けれど光は やわらかく

沈む胸にも 触れてくる

斬るべきものは 外にはあらず

迷ひの影こそ 我が内にあり

散ると知りても 見惚れてしまう

それが人だと 春が告げた

花よ舞へ いまこの胸を乱せ

もののふのごと耐へし心も

春にはほどける

移ろふことを 弱さとは呼ばじ

人は揺れつつ

己を知る

街の灯は 昔の篝火にあらねど

照らされし影の形は同じ

誰がために 生きるのか

問うた夜ほど 答えは遠い

されど散りゆく花を見れば

終わりの美が 始まりになる

いにしへの声 波のごとく還る

円を描いて 季節は巡る

観るものあれば 花にも意味は立つ

この痛みさへ

春のしるしか

花よ舞へ いまこの胸を赦せ

張りつめていたこの心も

やがてほどける

移ろふことは 裏切りではない

人は揺れつつ

明日へ向かふ

散りゆく花に 我が身を重ね

それでもなお

生きると決む

あはれ、春は過ぎても 心は残る

花影のうつろひ

われは忘れじ

  • 作詞者

    鮫島宏明

  • 作曲者

    鮫島宏明

  • プロデューサー

    鮫島宏明

  • 共同プロデューサー

    鮫島宏明

  • マスタリングエンジニア

    鮫島宏明

  • シンセサイザー

    yadorigi

花影うつろひのジャケット写真

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    花影うつろひ

    yadorigi

『花影うつろひ』 は、春にほどける心と、散りゆく花に重なる人の痛みを描いた楽曲です。
武士のように耐え、揺らぎを隠してきた心も、春の光の中では静かに揺れ出す。
移ろうことは弱さではない。
人は揺れながら、自分を知り、明日へ向かっていく。
桜の儚さと再生の気配を、美しい古語の響きとともに紡いだ一曲です。

アーティスト情報

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