歌詞

その夏の別れは　ダースレイダー以前　高一の夏

茹だるような暑さの中　横たわる

溢れる感情堰き止める手段を探す

唇を氷で湿らせてあげる

おいしいね　って笑いかける

なんでも出来るスーパーレイティー

僕の人生の最初の１ページ

めくってくれた　愛をくれた

叱ってくれた　力をくれた

最初に出会ったアーティスト

一人でゴールして　みんなをアシスト

豊富な経験　実った果実と

優しい気持ちのこもったキスを

人に与えた分だけ

自分に返ってくるんだって

なのに、もう　行くしかないの？

まだ全然　返しきれてないよ

お父さんに好きな人が出来たら

迎えてあげなきゃダメよ

そっと耳元で囁いた

愛が伝わり　ただ泣いた

その夏の別れが　あったから

僕は　大人になれた

いつものお休みグッドナイト

心に秘めてたグッドバイ

その秋の別れは　遠く離れた　札幌の部屋

よくなる為に北に旅立った　それが最後の旅になった

雪の中に　たったひとり　あんなに元気　だったのに

入院したら体調が悪化　本当に病院って必要なのか？

一週七日をフル稼働　働くあなたの横顔

慣れない家事もいつか達人　男手ひとつ　一家の主人

高校で荒れた　食器が割れた

床にしゃがんで片付ける背中

知恵と知識を与えてくれた

魂の部分を育ててくれた

喉の手術で声を無くした

テレビ画面に相撲の幕下

ギュッと手を握ってくれた

スッと僕の中に流れた

伝えたい気持ちはわかるから

答えはきっと僕が探すから

その秋の別れが　あったから

僕は　大人になれた

いつものお休みグッドナイト

心に秘めてたグッドバイ