Lyric

明け方の月　見上げては

声を殺して　泣いた

いつからだろう　どの街も

泣かされる者　泣かす者

細胞が殖えるとき　真っ二つに

染色体は割られ　離される

もしも選べるなら

泣かす側にも回りはしない

誰もが皆　笑って暮らす夢を見て

何が悪いってんだ　平和が好きだ

誰も君を傷つけては

駄目なはずだ　諦めるな

立ち上がるんだ　跳ね除けて叫べ

楽園はない　人は言う

見たことがない　だから　ない

手放しちゃならなかった理想ほど

無理に剥がすと深い穴が開く

手遅れかどうかを

ジャッジする間に手を尽くし切れ

脂汗を拭ってやれるガーゼくらい

用意してあるからオペの準備だ

誰も彼も傷ついてる

自覚こそが夜明けを呼ぶ

楽園はある　なければ作るさ

必ず連れてく

涙を忘れて

自分が何者かさえも

どうでもよくなるような場所

大切なものは目に見えない

サン＝テグジュペリの本で読んだよ

いつも咲いてる花壇には誰かが

種を蒔いて水遣りをしてる

脂汗を拭ってやれるガーゼくらい

用意してあるからオペの準備だ

誰もが　笑って暮らす夢を見て

何が悪いってんだ　平和が好きだ

誰も君を傷つけては

駄目なはずだ　諦めるな

楽園はある　必ず連れてく