孤独な群れの中 溶ける声
閉じ込められた自由に 軋む胸
誰かの影なぞり 沈んでは
声を潜め 目を閉じる
水槽の底に 落ちる光
追いかけ 瞼落としても
水面裂いて 跳ね上がれ
喉が焼けても 歌うんだ
私を飼いならすな
水しぶき 砕けても
私はここにいる
にじむ光を追い
出口を知らずとも
何度も何度も 飛んでみせる
迷子のくせに いきがって
傷つくことを仰いで 手を伸ばす
耳をふさいで 痛みを抱いて
真っ白な身体に 傷を描く
出口のない水槽で
何度も頭をぶつけても
おぼろげに光る水面の先に
夢物語を探せ
私を飼いならすな
閉じ込められた自由に
吐き気がしても
沈んだ分だけ 今よりも高く高く
飛んでみせる
見届けよう どうなろうと
形のない 私の果てに
落ちても より高く
飛び魚のように 何度でも
何度でも
- 作詞者
Airi.
- 作曲者
Airi.
- プロデューサー
Airi.PROJECT
- マスタリングエンジニア
Airi.PROJECT
- グラフィックデザイン
Airi.PROJECT
- ボーカル
Airi.
Airi. の“飛び魚”を
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- ⚫︎
飛び魚
Airi.
Airi. New Single「飛び魚」
サビの冒頭を飾るフレーズ、
「わたしを飼いならすな」。
その叫びにも似た言葉が、この曲のすべてを物語る。
未完成な衝動と抗いを抱えながら、
飛び魚のように跳ね上がり、また沈む。
ロックの粗削りな熱と
儚い旋律が交差する、
Airi. の真骨頂ともいえる一曲。
アーティスト情報
Airi.
Airi.（アイリ）。 シンガー／ソングライター。 ハイトーンボイスと、心に届く吐息やエモーショナルな表現力が魅力。 10代のストレートな感情や情景を素直な言葉で紡ぎ、等身大の想いを歌に乗せて届ける。 2025年8月より配信活動を開始し、「Echo」シリーズとして3つのアレンジ曲を発表し、表現の幅を広げ続けている。 これからも心を揺さぶるサウンドと物語を、届けていきます。
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