

晴々とした、寒空の下
一人で歩いていこう誰とも手を繋がず
失ったもの、とうに風となる
拾いにも行かずに、ただただふて腐れて
夢なら良かったと、そんなことばかり
くだらねえこの自己さえ、見つめられずに
誰かが後ろから、諦めろって怒鳴り出す
夢すら追えなかった亡霊どもの声が
散々な道すがら、嗚咽吐いて這い回る
鼻水垂らして進め、それが僕だけの存在証明
無意識の悪意で石を投げられた
少年は心を病んだまま、旅に出る
壊れたままだなんて気付かずに
欠けた笑顔で歩いていく
誰かが手を差し伸べてくれたのも分からずに
何が善意で何が悪意かなんて、わかりゃしねえよな
それでも一つだけ、覚えてることがある
あの子の笑顔がこの欠けた心に、張り付いたままなんだ
- 作詞者
Null
- 作曲者
Null
- プロデューサー
Null
- ボーカル
Null

Null の“しらふの夢”を
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