Lyric

初めて空気に触れた瞬間から、僕が見た世界は、

ずっと同じで何も変わらなかった、

今もこれからも僕は、無力だ。

はなればなれ 暗闇には慣れっこなんだ

行方知れず 何処へ行こうか選んでるんだ

捨てきれない 希望があって 遣る瀬無いや

「ただ生きていい」を 諦めたくないから

ねえ神様 なんで僕を

未完成のままに生かすの 救いはないよ

自ら望んだマベリック 失いたくない感覚

忘れたい 匂いが 鼻を 掠める

いるはずのない君の姿、瞼の裏で 探している

もういいかい、僕はどこだ

響く遠吠えはいつも 世迷言さ

誰か聞こえているの？

誰も聞いてくれない

誰かそこにいるの？

誰にも、もう哭かないから

孤独(じゆう)が行く手を阻むんだ

雨土の匂いが頬を掠れる

色痣やかな痛みだと気づくんだ

宵闇が僕を包み隠して

こんな姿は見ぬ振りがいい

知らぬが花の世界に揺れるのは

抱えられない涙が育てたエリカ

霞む視界も無いまま眠る

君の声がする

サヨナラしたはずなんだ

群れの中には二度と戻れないよ

誰か聞こえているの？

誰も聞いてくれない

誰かそこにいるの？

誰にも、もう届かないcolor

朦朧とした意識の中で、また君の匂いがした。

それは段々と濃くなり、

通り過ぎることはなく僕の前で留まった。

そこにいるのは...？