Lyric

疼きだすデタラメの コピーキャットがパズルで遊ぶ

芸術の慕う軌道 物知顔が嘯いてるけど

連日の慢心も 痛い目には敵わないかな

踊る猫 踊る猫 ってそれじゃ意味ないか

褪せた音の歯車 掠れた声の鳥も

隔たりこそ麗しき 探してた色にくちづけ

廻り描きみる アンビバレント

到達すらできないのか芸術も

沈む紅茶の葉も しなだれ掛かるアリバイも

全部まとめて 耽美な嘘

黒猫の手さえ借りたい怠惰も

絵の具解いたって そんなもんだろ

いいさ不安でも それが それが 風の色

白と君と猫と躍動

眠り散るハイカラの アンニュイな迷光を灯す

幾重にも雅にも見える そこはかとなくロマンセに啼く

偉大なる文豪も 喜びかな代わりはないから

踊る猫 踊る猫 ってそれじゃ繰り返し

夜に廻るワルツと オランダからの恋も

忌まわしきほど美しく 見つけ出したのは君かな

咲いて朽ちていくアートの悲劇も

代替すらできないのか 進化でも

堕ちる人の心も 暴くフーダニットも

全部まとめて 優美な嘘

誇りを被るレコードノイズに

手をかけた君は何処へ行くの？

いいさ秘密で それが それが 真実なら

黒と僕と猫と躍動

パレットの色彩混ざり合う

相剋を求めることが野暮だと言うなら

夢で創った王国に幽閉されてしまう

大正ロマンを描く

廻り描きみる アンビバレント

到達すらできないのか 芸術も

沈む紅茶の葉も しなだれ掛かるアリバイも

全部まとめて 耽美な嘘

黒猫の手さえ借りたい怠惰も

絵の具解いたって そんなもんだろ

いいさ不安でも それが それが 明日の色

未来に託す芸術の跡

白と君と猫と躍動